歯が原因じゃなくても歯が痛い?

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歯が原因じゃなくても歯が痛い?

2024年5月29日

歯が原因じゃなくても歯が痛い?

 

歯が原因じゃなくても歯が痛くなることを、非歯原性疼痛と言います。
ここに代表的なものをご紹介いたします。

 

上顎洞炎

 

頬部から眼窩下部全体に圧迫感を伴う鈍痛があり、上顎小臼歯部から大臼歯部にかけて鈍痛を訴える。
多数歯に軽度の打診痛が認められるが、患歯を特定する歯科的異常所見は認められない。

「最近、風邪を引いた」、「鼻水が出る。鼻がつまる」、「頭を下に向けると痛みが悪化する」、「上あごを押すと痛む」、「歯を叩くとひびく」このような場合は上顎洞炎の可能性があります。

以下に症状をまとめます。

 

1.鈍痛、うずくなどの痛みが上顎臼歯部の数歯に生じる

2.鼻粘膜は非常に敏感で炎症や刺激により、鈍い灼熱痛を引き起こす

3.数歯に打診痛を生じる

4.上顎臼歯に直接波及して歯根膜炎を引き起こすこともある

5.両側もしくは片側

6.眼窩下部に圧迫感、圧痛を感じる

7.頭を下に向けると疼痛が増強される

8.当該上顎同前壁を圧迫すると痛みがある

9.上顎洞炎、上部呼吸器感染の既往がある

10.鼻症状(鼻水、鼻づまり)を伴う

 

ニューロパシックペイン(神経因性歯痛)

 

上顎犬歯、小臼歯部の1歯に持続性の鈍痛を訴えるが歯科的異常所見は認められない。
打診痛は認められず、冷水痛、温水痛、咬合時痛は認められない。
疼痛は1日中ほぼ一定で不変に存在する。食事中や夜間就寝時には気にならない。

 

1.痛みは歯や歯の周り(通常、上顎犬歯、小臼歯)に感じる

2.歯肉、粘膜が過敏化(アロディニア)軽く触ってもかなり痛む

3.疼痛は持続性で、灼熱痛である

4.疼痛は一日中ほぼ一定で不変に存在する。食事中や夜間就寝時には気にならない。

5.疼痛は4ヶ月以上持続する

6.さまざまな神経トリガーポイントがある

7.三叉神経痛

〇片側性で、強く、刺すような痛みで、ショック的で発作性である

〇比較的弱い刺激をトリガーポイントに加えると誘発される

〇トリガーポイントへの麻酔で疼痛発作を抑えられる

8.舌咽神経痛

9.1次求心線維の部分的損傷による痛覚過敏、灼熱痛

10.外傷性神経痛:根管治療後疼痛⇒全体の5%。インプラント後疼痛⇒全体の17%

 

 

《歯髄神経を切断、障害後の痛み》

抜髄や抜歯後いつまで経ってもジーンとした痛みが消えない⇒幻歯痛 この際、打診により痛みは増強されない。

 

《CRPS(Complex regional pain syndrome)》

度重なる神経障害処置は、知覚神経の伝達異常を発生させ、悪化させる。 すなわち神経因性疼痛を生み、増悪させる。さらにそれと同時に、交感神経系が深く関与した血流異常、浮腫、粘膜異常、骨代謝異常などの組織の異栄養が生じる病態が発生する。

 

 

 

筋・筋膜性歯痛(筋トリガーポイントによる歯痛)

 

上顎臼歯部に持続性の鈍痛を訴える。
患歯は特定できず、打診痛、冷水痛、温水痛、咬合時痛等も認められない。
疼痛は1日中あるが、食事中や夜間就寝時には気にならない。食事の後に悪化する。
他に歯科的異常所見は認められない。

 

1.非拍動性の持続性鈍痛

2.患歯の特定が困難

3.当該筋の活動(咀嚼、噛締め等)によって疼痛が増強される。肩こり、頭痛を伴うことがある

4.当該筋の麻酔、スプレー&ストレッチによって歯痛が減少する

5.食事の後に悪化する

6.側頭筋のトリガーポイント
前方部(こめかみ)⇒上顎前歯部 中心部⇒上顎34部
後方部(耳斜め前)⇒上顎大臼歯部

7.咬筋部のトリガーポイント
上部⇒上顎大臼歯部 下部⇒下顎大臼歯部
下顎角部⇒こめかみ、眼窩上部、下顎骨体。

 

 

神経血管性頭痛による歯痛(偏頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛)

 

上顎臼歯部に突然、拍動性の激痛が生じる。歯痛に続いて、頭痛が起こる。頭痛は拍動性であったり、激烈であったりする。
数十分から数時間続き、その間は食事もできないほどである。
しかし、頭痛の消失とともに歯痛も完全に消失し、その後の打診痛、冷水痛、温水痛、咬合痛等も認められない。その他、歯科的異常所見はない。

 

疼痛は突発的に現れ、拍動性で、変化しやすく、歯髄炎に似ている。頭痛を伴うか、既往がある。
毎月数回生じたり、何ヶ月、何年の単位で痛みが鎮静したり増強したりする。
歯痛(大臼歯)の後に頭痛が続く。

 

【群発頭痛】

上顎臼歯部に持続性の鈍痛を訴える。
患歯は特定できず、打診痛、冷水痛、温水痛、咬合時痛等も認められない。
疼痛は1日中あるが、食事中や夜間就寝時には気にならない。食事の後に悪化する。他に歯科的異常所見は認められない。

 

  • 上顎最後臼歯部の激痛を主訴とする場合が多い
  • 片側性
  • 第2大臼歯を虫歯にしてしまう
  • 男性に多い。5~7:1
  • 20~40代で初発
  • 群発期と寛解期がある。(1~2年ごとに群発期がある)
  • 眼窩を中心に、上顎臼歯部および側頭部
  • 焼け火箸を突っ込まれるような最大級の激痛
  • 発作中、じっとしていられずに歩き回る、床を転げ回る
  • 患側に自律神経反応を伴う。流涙、鼻閉など
  • 睡眠中、疼痛発作で覚醒する
  • 飲酒で必発!
  • 同じ周期、同じ季節、同じ時間に発症

 

【緊張型頭痛】

  • ストレスに伴い反復発作性頭痛が発現
  • 抑うつ、不安がよく見られる
  • 軽度の光・音過敏症がある
  • 頭痛が30分~7日間続く
  • 頭痛は鈍く、持続性であるが、強度は日内変動する
  • 圧迫あるいは締め付けられるような痛みと表現される
  • 頭部周囲に両側性に存在
  • 頭痛は運動や飲酒で憎悪しない
  • 夜間のかみしめ、片側咀嚼、全身的緊張による筋緊張による疼痛

 

 

頸性歯痛(頸神経の障害による歯痛)

 

1.頚椎疾患が原因で口腔顔面領域に関連痛が誘発される

2.患者は、頸肩部の疼痛を単に肩こりと訴える場合が多い

3.頸部筋肉が原因のものと、ヘルニア、外傷などによる頸部神経の圧迫により起こる

 

 

心臓性歯痛(狭心症、心筋梗塞)

 

1.胸部痛、左腕、左頸部痛が生じるとともに、左側の歯痛や顎痛が生じる

2.18%の患者さんは、歯痛、顎痛だけを感じる

3.ストレスや過剰な運動で痛みが悪化する

 

 

ウィルス性疾患による歯痛(帯状疱疹)

 

1.叉神経第一枝か、目の周りに出現する。下顎は5%程度

2.初めは咬合痛などが存在するが3~4日待つと、神経部位に水疱が現れる

 

 

非定型歯痛(原因不明の歯痛)

 

1.最初の頃は三叉神経痛と似た、鋭い電撃痛のような痛みとして現れるが、時間の経過とともに、鈍い四方に広がるような痛みに変わり、患者は痛む歯を特定できなくなる。

2.トリガーポイントはない

3.局所麻酔で完全に除痛できない

4.幻肢痛と似ている

 

 

心因性歯痛(疼痛障害としての歯痛、虚言癖、精神病)

 

1.上記、非定型歯痛の診断以外のもの

2.多数歯がしばしば痛みの部位と特徴を変えると訴える3.通常の疼痛特徴とかけはなれている4.歯科治療に反応しなかったり、予測できない反応がある5.患者は慢性疼痛行動を持っている

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