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日本発の最新治療

世界初の最新治療!光機能化

この記事は2011年9月に公開された内容になります。現在は情報が古くなっている可能性があります

1.インプラント治療の素材

インプランとの種類

インプラント治療にはチタン・チタン合金が使用されています。チタンは、鉄などの金属と違い、錆びない素材です。また、アレルギー反応をおこしにくく体に悪影響を与えない素材(生体不活性材料)です。
そして、骨に埋め込んだり、接触させたりすると骨と結合するという、他の金属にはない特徴があります

2.インプラント成功・失敗の状況

インプラントの成功率は、論文によっても様々ですが、歯科医師の技術レベルや、複雑な症例・困難な手術の場合を鑑み推測すると、92%~94%となります。
この数値を日本の本数に当てはめると、1年に約7万本の手術が失敗に終わっているのです。これでも高い成功率、安心して手術を受けたい、と言えるでしょうか?

3.インプラントの固定と周りの状態

治療によって、インプラントの周りに骨が出来、安定した状態で成功といえます。
これまで、ぐらぐらしない状態になれば、インプラントの周りは完全に骨で覆われていると全世界で考えられてきました。しかし、研究が進むにつれ、実は40%~50%程度しか骨とチタンが接していないということがわかりました。
いくら改良をしても、最大70%までの結果しか出ませんでした。なぜ100%にならないのでしょうか?これまで、世界の研究者でさえ、誰もこの原因がわかりませんでした。

4.原因解明!

2009年、世界的に権威ある生体材料雑誌「Biomaterials」(IF=7.365)に、大変衝撃的な発表がされました。これが「チタンの時間的な劣化現象」(チタンエイジング現象)です。
米国University of California Los Angeles (UCLA)校.歯学部終身教授位 小川隆広先生がこの現象を発表しました。
これまでチタンは、表面の性能は変わらないものだと考えられてきました。しかし、表面を加工してから、使用せず保管した状態では時間が経過すると活性は減少するという結果が出たのです。

加工後の変化

明確であるのはまず、水とのなじみ具合です。新鮮である状態では非常になじみが良い状態であるのに対し、保管後はなじみが悪い状態へと変化することがわかりました。
また、表面には時間の経過とともに、炭素水素(二酸化炭素)がつきやすくなることもわかってきました。

そして最も重要なのは新鮮な状態では約94%が接触し骨が出来ているのに対し、古いインプラントでは約50%しか接触しないということです。
これまで表面の問題だと思われてきましたが、実は表面の加工をしてからの時間が成功を左右することが分かりました。しかし、現状では、インプラントは海外の工場で作られたものが1~2年後に日本に入り、保管期間を含むと、いつ加工された状態か分からない状態です。
新鮮な状態で使用することが出来れば成功率が格段にあがり、困難な治療も可能になるのです。

骨接触率

5.光機能化への取り組み

近年、チタンエイジングを回復させる「光機能化技術」が発見されました。
これは、特定領域波長を含む複合波長の紫外線照射法です。この紫外線応用の技術は、全てのインプラントの本来もつ力を引き出すことができます。

この技術を行うことにより、水の含みが良くなり、化学汚染からの劣化から再生することができることがわかりました。加工から数ヶ月経ったインプラントに、紫外線を照射し埋め込んだところ、ほぼ100%に近い、98%の骨が周りに出来ていることがわかりました。

治療期間の短期化や、長期的な安定、格段に成功率が上がることなど、回復方法の発見により、インプラントは新しい時代を迎えました。

光機能化によるエイジング

第2の自分の歯、インプラントを安心していつまでも使い続けるための最新技術!光機能化のご相談はお気軽に当医院までご連絡下さい。

もっと詳しく知りたい方は光機能化バイオマテリアル研究会のサイトもご覧ください。

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