「歯並び」+「健やかな成長」
顎顔面矯正
歯並びを整える以外にも、メリットがあります
- 後戻りしにくい
- 喘息の改善
- づまりの改善
- いびきの改善
- アトピーの改善
歯並びを整える以外にも、メリットがあります
顎顔面矯正(成長発育矯正)とは、顎の骨全体を広げる矯正方法です。なぜ、歯ではなく、顎の骨にアプローチする必要があるのか。それは、歯並びが悪くなる原因にあります。
現代の食事はハンバーガーやからあげなど、柔らかい食事が多いと言われています。顎の成長には、咀嚼による適度な刺激が必要なのですが、こうした柔らかい食事ばかりですと、顎に刺激が行かず、成長が促されません。そのため、顎が小さいお子さんが増えています。
一方、昔と比べ、栄養価の高い食事を取る機会が多く、歯自体は大きくなっています。小さな顎に大きな歯をすべて並べることはできません。そのため、顎のスペースを広げる必要があるというわけです。
顎の骨を広げるために「床矯正」と呼ばれる装置を使用されることがあります。しかし、この床矯正には次のようなデメリットがありました。
☑4歳~10歳までしか適応できない
☑床矯正後、ワイヤー矯正を行う可能性が高く、治療期間が長期化しやすい
☑取り外しができるため、お子さんが外してしまい、満足いく治療成果が得られないことがある
顎顔面矯正も床矯正同様、顎の骨にアプローチする治療法ではありますが、これらのデメリットを解消しています。その他、顎顔面矯正には次にようなメリットもあります。
☑喘息(ぜんそく)の改善
☑アトピー性皮膚炎の改善
☑アレルギー性鼻炎の改善
☑いびきの改善
☑睡眠時無呼吸の改善
☑咀嚼機能の改善
☑学習能力向上の可能性
なぜ、このようなメリットが得られるのでしょうか。具体的にご説明します。
顎顔面矯正の特徴は、顎の骨へのアプローチ、特に上顎の拡大にあります。先ほどお伝えしたメリットはこの上顎の拡大によって得られるものです。反対に、上顎が小さい、未発達の場合、次のような流れで問題が起こります。
①上顎が狭いと鼻腔も狭くなり、鼻呼吸がしづらくなる
↓
②鼻呼吸がうまくできないと、鼻の通期路に雑菌が繁殖しやすくなり、上咽頭炎になる
↓
③上咽頭炎になると、免疫異常が起こり、鼻や気管の粘膜にアレルギー性の炎症が起こる
↓
④アレルギー性鼻炎になると、喘息が強くなる
↓
⑤酸素が脳へ供給されにくくなるため、脳の発達に影響する(学力低下)
顎が小さいという理由以外にも、日々の生活の「癖」が原因で歯並びが悪くなることがあります。それを事前に改善し歯並びが悪化するの保防ぐ方法を「予防矯正」と言います。当院では「ムーシールド」と呼ばれる装置を利用します。
次の日頃の癖で、歯並びは悪化します。
☑口呼吸
☑舌癖
☑逆嚥下
専門的な話は割愛しますが、ムーシールドと次に説明する「MFT(筋機能訓練)」を実施することで上記の問題が改善します。
当院は、キッズスペースを完備しています。治療前に遊んでいただくことでリラックスしていただけます。また、親御さんが治療中もここで遊びながらお待ちいただけます。また午前中限定で生後6か月以上のお子さんの託児サービスも行っておりますので、ご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
子供の矯正治療は以前から行われていますが、最近では親の間で歯並びへの関心が高まり、より多くの子供たちが矯正治療を受けるようになりました。矯正治療が歯並びを整えるだけでなく、子供の身体的健康や成長にも良い影響を与えることが認識され始めています。お子さんの健やかな成長の一助として、当院がお力になれればと思います。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。